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野菜・果物の健康維持機能に関する研究動向

4. 野菜に含まれる個別成分の機能性に関する研究調査

d. 野菜個別成分の疾患別研究動向

図6は野菜個別成分の疾患別研究について調査した結果を示しています。前年と同様に癌・腫瘍系が圧倒的に多く、次いで炎症、肝傷害、心疾患、糖尿病、高血圧でした。やはり、生活習慣病やメタボリックシンドロームに対する対応が社会的に要請されている結果だと思われます。

図7は図6のデータを使用して野菜の個別成分毎にその研究関連疾患の内訳を示したものですが、各成分の研究対象疾患は成分によって大きく異なっています。カロテノイド、クルクミン、レスベラトロールやゲニステインなどはその半数以上の研究が含・腫瘍もしくは炎症に関連していますが、この傾向は各個別成分にもある程度共通していました

図6
野菜個別成分の研究に関する研究対象(組織)別発表論文数
野菜個別成分の研究に関する研究対象(組織)別発表論文数
拡大図

図7
各野菜個別成分に関する疾患別発表論文数
各野菜個別成分に関する疾患別発表論文数
拡大図

(文責 篠塚 和正)


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