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疫学研究で見る野菜・果物摂取と健康の関係

1. 野菜摂取と健康の関係

e. 血圧と野菜摂取の関係

2004年の研究では野菜摂取と血圧の関係を示すものが発表されています。従来から菜食主義者では血圧正常者が多いことが示されていました。2008年の研究は通常の食事をしている集団での血圧に対する効果をみています。その中には日本人での研究もありました。

表9 血圧と野菜摂取の関連
研究番号 発表年 研究名 対象者数等 観察期間 結果の概要
1(60) 2004年 シカゴウェスタン電気研究 1,710 1958,1959年に血圧測定、1966年まで観察 1日に0.5-1カップの野菜摂取の人は0.5以下の人に比べて有意に収縮期と拡張期血圧の年齢に伴う上昇が抑えられる。
2(61) 2008年 SUN研究(スペインの横断研究) 8,594人 49ヶ月 野菜・果物摂取が多く、オリーブ油摂取が少ない人では高血圧発症のリスク低下
3(62) 2008年 大迫研究 日本人 1,569人   野菜、果物は高血圧のリスクを低下

(文責 池上幸江)


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a. 2009年の研究の傾向と注目論文 |  b. 全般的な健康状態と野菜摂取の関係 |  c. がん発症と野菜摂取の関係 |  d. 心臓病と野菜摂取の関係 |  e. 血圧と野菜摂取の関係 |  f. メタボリックシンドローム・肥満と野菜摂取の関係 |  g. まとめ

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